こんにちは、山のクマです。
世の中にはダイエットに関する情報が、本当に多くあふれています。
でも、本当に有効かどうかは、試してみなければわからない。
そんなとき頼りになるのが、体験談です。
実は以前ダイエットをして、
2年間で20kg減量に成功しました。
リバウンドもしていません。
どうやって減量したのか？
今回はダイエット体験談を書きます。
きっかけは大学入学
大学に入るまで、ほとんど運動はしていなかったんですよ。
部活も中学・高校とも文化部系ばかりでした。
小学生から太りだし、中学に入る頃には立派な肥満児でした。
まあ体重80kgもあると、運動するのがイヤになるんですよね。
身長は170cm前後ですから、
BMIは27.7！
このまま大人になっていたら、間違いなく生活習慣病でした。
健康のことだけでなく、
肥満児の悩みの一つが股ずれです。
ほんと、イヤでしたね～。
でも、自転車なら股ずれせずに運動できるんですよ。
そんなわけで、大学入学後すぐにサイクリングクラブに入りました。
初めての自転車旅行
大学一年生の夏休み。
受験も終わって開放感いっぱいです！
サイクリングクラブのメインイベント、
それは北海道ツーリングです。
自転車をばらして荷物にして（輪行）、
JRで青森駅へ。
今は無き青函連絡船で北海道に渡りました。
そこからは2週間のツーリングです。
とても楽しい日々を過ごし、
帰宅後、体重計に乗ると、
なんと80kg→75kgとなっていました！
医者になってからわかったのですが、
やせるべくしてやせたのです。
計算してみると
ツーリング1日の走行距離は60km～100kmになります。
これ、計算すると消費カロリーは2,200～2,800kcalになります。
脂肪は1g=9kcalですから、
1日で0.3kg脂肪燃焼します。
コレを2週間続けると、4.2kgの脂肪が燃えることになります。
脂肪細胞はその80%が脂質で、残りの20%が水分や線維素といわれており、
体重に換算するとマイナス約5kgとなります。なんとぴったり！
5kgやせたのは当然の結果だったのです。
後は食事量を減らすだけ
サークルの自転車ツーリングは週末だけです。
そのためダイエットは食事療法を中心としました。
朝晩はしっかり食べ、
昼はご飯小盛とサラダのみ。
今にして思うと結構無茶なコトしていましたが、
順調に体重が減りました。
70kgあたりから股ずれからも解放され、
選ぶ服もビッグサイズでなくなりました。
普通サイズは選べる服の種類が多くなり、
ものすごくうれしかったです。
本当に生活が変わりました。
大切なのは空腹に対する認識
ツーリング中はともかく、
普段のダイエット生活では、
「空腹感」が伴います。
この空腹感をナントカしようと、
皆あれこれ工夫しています。
自分はどうしたかというと、空腹を感じても
「脂肪が燃えている！」
と認識するようにしました。
実際身体の中では、血糖値が下がって空腹感を感じているとき、
体脂肪などが分解され、エネルギーとなって活動します。
人間は1食抜いても身体は大丈夫な事がほとんどです。
慣れてくると空腹感が苦にならなくなってきます。
ただ、空腹感を快感に感じるようになったら要注意です。
摂食障害に移行する場合があります。
ダイエット終了
ダイエットは順調に進んだのですが、
55kgまで減量したところでひどい立ちくらみがありました。
身体に無理がかかっていると感じ、
ダイエットを終了しました。
大学2年生終わりの頃です。
その後少し体重を戻し、60kg程度にしています。
ダイエット成功後
医学部を卒業すると、激務が待っています。
多少上下しますが体重は60kgを維持しており、リバウンドなしです。
ダイエットはやせただけでは終わりません。
適正体重を維持することがとても大切です。
そのため、自分は以下のことに気を付けています。
まず毎日体重を記録すること。
コレがとても大切です。
次に食事では栄養のバランスを考えるよう意識しています。
ラーメン、そば、うどんなど、
炭水化物が多いものは太りやすいため、
なるべく避けるようにしています。
そのため外食が多くなる昼食は
定食、弁当など主食、主菜、副菜がそろうモノを選んでいます。
最後に運動は定期的にやっています。
まとめ
ダイエット体験談を書いてきました。
医者になって患者さんに指導する際、
減量した経験はとても役に立っています。
また中年を過ぎても血圧、血糖、脂質は正常で、
飲んでいるクスリはありません。
本当にダイエットして良かったと思っています。
ダイエットは単純に引き算です！
体重減少幅＝消費カロリー－摂取カロリー
引き算をどのように自分の生活に落とし込むかがポイントです。
結構頭を使いますよね～。
参考になればと思います。
