医者の仕事

医者は「優秀な怠け者」になるべし!

医者は「優秀な怠け者」になるべし!
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こんにちは、山のクマです。

先日面白い記事を見つけました。

ナポレオンは兵隊を「有能と無能」「働き者と怠け者」の2つの軸でわけ、使い分けたそうです。

1)有能な働き者→最前線の指揮官
2)有能な怠け者→本部の参謀
3)無能な働き者→「さよ~なら~」
4)無能な怠け者→最前線の兵士

実際は別のヒトの名言らしいのですが・・・。

読んでいて思ったのは、

「医者も同じじゃん!」

医者も同じ

医者にも、無能・有能、働き者・怠け者が存在します。

「無能な怠け者」は臨床最前線で「上司の指示に従って」診療させる。

怠け癖があるので、ブラックでもテキトーに休息をとって長持ちします。

「無能な働き者」は使い物になりません。

余計なことをしでかして、患者に害をなします。

病院からはお引き取りいただいて、「本人に合った」職場で働いてもらうのがベストじゃないですかね。

「有能な働き者」は高次医療機関の部長クラス。

カリスマ性があるので部下がついて行きますし、育ちます。

気を付けなければいけないのは、働かせすぎること。

そこで登場するのが「有能で怠け者」の院長!

トップは「有能な怠け者」がベスト

もともと病院はブラックなので、適宜休みを取る必要があります。

「働き者」のトップは現場を疲弊させますが、

「有能な怠け者」がドンだと、効率よく医者や看護師が動くようにします。

怠け者だから最小の努力で最大の効果を得ようとするんですよ!

現場が疲弊しない。

医療を存続させるにはコレが一番大切!

開業しても上手く行く

では開業医はどうでしょう?

「無能な怠け者」は流行らず、

「無能な働き者」は患者に害をなし、

「有能な働き者」はカラダを壊す。

コレが現実です。

一番やっかいなのはココでも「無能な働き者」。

流行らないように思いますが、

一生懸命なのでついて行く患者がいるんですよ。

結果、患者が一番損をします。

「有能な怠け者」はどうか?

診療は的確、集患もバッチリ、診療単価を上げ、節税も行い、休みはしっかり取る。

失敗する要素がありません。

患者も従業員も院長もハッピー。

「三方よし」の近江商人のよう。

やはり「有能な怠け者」が一番幸せなようです。

まとめ

開業医で、働き過ぎて早世してしまった先輩がいるんですよ。

有能だっただけに、とても残念な気持ちでした。

開業医は、つい働き過ぎます。

「怠け者」くらいの方が、長く患者さんを診療できます。

自分も気を付けようと思います。

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