こんにちは、山のクマです。
先日ネットサロンで、投資のための種銭をいかに貯めるか、といった内容で盛り上がっていました。皆さん様々な節約を行っていて、とても勉強になりました。
今回のブログでも、医者の節約術を考えてみます。
基本はお金を使わないこと
医者は生活費が高い傾向にあります。まずそこに手を付けるのが、効果的です。
多くのファイナンシャル・プランナーが提案する節約は、固定費を見直すこと。具体的には、通信費、生命保険費、居住費、車関連です。
格安スマホにする
私は法人契約の大手キャリアなので詳しくはわかりませんが、格安スマホにすると、機能はあまり変わらず、通信費をかなり下げることができるようです。
個人でスマホを持っている方は、検討してみてはいかがでしょう。
生命保険を見直す
「お医者さんですから、最低1億円の保障がないと・・・」。生命保険会社の人から聞いたことはありませんか?確かに、医者は高給取りなので、万が一の時に残された家族には手厚い保障が必要です。
また子供1人を医学部に行かせようとすると、5千万~8千万円かかるともいわれています。こちらのブログで検討しました。
しかし、ライフステージによって、必要な補償額が変わってきます。こちらのサイトでは、保険額を試算してくれます。参考値ですが、客観的にどの程度必要なのかがわかります。
具体的には、まず自分の葬儀代として、終身保険で300万円は用意したほうが良いでしょう。
若いうちに入ったほうが良いです。月の保険料が安く済みますし、年を重ねると、生活習慣病などのため入れなくなることがあります。
あとは、ライフステージによって必要な保障額が変わってくるため、必要な分を定期保険で補うと良いでしょう。各種特約は貯蓄で補えるため、あまりいらないと思います。
家賃を下げられないか、検討する
医者の場合、良い家に住んでいることが多いです。しかし節約という観点からみると、家賃を1万円でも下げることが、大変有効です。
本当に今の住まいが必要か、シビアに考えてみましょう。
住宅ローン返済中の人は、計画的に繰り上げ返済を行うと良いでしょう。その際、無理して返済してはいけません。
繰り上げ返済に多くのお金が飛んでゆくと、いざというときにまた別のローンを組むコトになります。また病気などで収入が激減した際、一気に困窮化します。
自家用車は必要か?
自家用車は、金食い虫です。たまにしか使わないのであれば、カーシェアリングやレンタカーを利用したほうが良いでしょう。
地方では車が必須で、物価が安く、給与も恵まれているため、つい気が大きくなり、外車の新車に目が行ってしまいます。
しかし外車は、
整備費が高い
保険料が高い
下取り時に値落ちする
ハイオクガソリンを必要とするモノが多い
など、家計には厳しい代物です。
国産の中古車を考えてみましょう。中古でもきちんと選んで整備すると、問題なく10万キロ以上走ってくれます。
情報をゲットして安くあげる
これはあくまでも「必要なもの」を買うために有効で、「欲しいもの」にまで手を広げないことが、コツです。
コンビニではなく、スーパーを利用する
コンビニは基本的に安売りをしません。しかしスーパーは、安売りが命です。同じビールを買うにしても、スーパーのほうがはるかに安く買えます。
チラシを活用すると、さらに効果的です。こまめにスーパーに行くと、野菜や肉などの「相場」が分かるようになり、節約になります。
クーポンを利用する
ファストフードなどのクーポンは、よく新聞のチラシについてきます。また最近は、電子クーポンもあります。
ポイントを活用する
こちらのブログでも書きましたが、ポイントは上手に利用すると節約になります。
なぜかポイントには麻薬的なところがあるため、余計なものまで買わないよう、注意が特に必要です。
物欲を刺激させない
節約の基本は、モノを買わないことです。しかし「わかっちゃいるけど・・・」となってしまうのが、人間ですよね。あえて商品から遠ざかるのが、おすすめです。
18時以降のスーパーやコンビニのスイーツコーナーに行かない
夕方のスーパーは、特売がてんこ盛りです。それを求めるおばちゃんたちも、すごい。ついついあおられて、手を伸ばしてしまいます。
スーパーで買い物をするときは、必要なものをメモして、特売の時間を外しましょう。特売のモノを買ったけど、結局フードロスになっている、なんてこともあります。
また、これは私だけかもしれませんが、コンビニのスイーツコーナーは危険です。行くたびに新商品が出ていて、目を奪われてしまいます。
スイーツコーナーには近寄らない、できればコンビニ「そのもの」に行かない事も重要でしょう。
雑誌や通販サイトをなるべく見ない
ぼーっと雑誌や通販サイトを見ていると、物欲がふつふつと湧き上がってしまいます。特に夜、一杯やりながらページをめくっていると、まずい。
クレジットカードをなるべく使わない
カードはとても便利ですが、基本的に借金です。支払いが後になるため、ついつい買いすぎてしまいます。
しかも引き落としの時には買ったことを忘れていて、慌てることがありました。
ポイントも付くことが多いため、どうしても使ってしまいますが、要注意です。使うならデビットカードのほうが、使いすぎ予防になります。
ポチる前に一晩考える
ネット通販は、クリックするだけで買えてしまうので、買い物のハードルが下がって危険です。しかもカード払いのことがほとんどで、財布のひもが緩みやすい。
買い物かごに入れて、一晩から一週間待ってみましょう。実はそんなに欲しくなかった、なんていうことも結構あるものです。
税制を利用した節約
かなり上級編ですが、勉強しがいがあるところです。
経費にできないか考える
医者の場合、給与には高い税率がかかります。勤務先と交渉して、給与額を減らしても経費を使えるようにできないか、考えてみてはどうでしょう?
こちらのサロンでは、具体的な経験談が書かれていました。医者のみが参加できます。
ふるさと納税
鉄板の節約術です。医者は高給のため、かなりの額を使えます。
お礼の品には、農産物、酒類などの日用品が豊富にみられます。
ぜいたく品を選ぶのもよいし、米やビールなどの「必要なもの」に利用すると、抜群の節税効果が得られます。
注意点としては、確定申告をしないと所得税の還付は受けられないことです。多くの医師は確定申告を行っているので問題ありませんが、そうでない人は注意しましょう。ワンストップ制度だけでは、地方税の還付しか受けられません。
まとめ
以上、節約のコツについて挙げました。最後に最大のコツを示します。
それは「積み立て預金」です。毎月決まった額を強制的に積み立てることで、否が応でも節約する状況に自分を追い込みます。
最初は「無理!」と感じますが、だんだん少ない額で生活することに慣れてきて、貯金もたまっていきます。
これは、「バビロンの大富豪」では「10分の1は自分のために取っておく」、「金持ち父さん」シリーズでは「まず自分に支払う」、「私の財産告白」では「4分の1天引き貯金」など、昔から知られた方法です。
どうぞ参考にしてみてください。