こんにちは。山のクマです。
クレジットカードの最高峰、ブラックカード。あこがれているヒトも多いと思います。
自分も興味があったため、借金返済後に手に入れました。
しかし、結局使いこなせず、通常のカードに戻しています。
どうして戻したか?
今回はブラックカード体験談を書きます。
ブラックカード取得の理由
以前からブラックカードには興味がありました。特に気になったのは、コンシュルジュサービスです。
クリニックを経営していると、様々な雑務があるため、コンシュルジュに一部でもお願いできるとありがたいと想像していました。
また旅行の際のラウンジ利用。特に海外旅行でラウンジが使えると、身体を休ませるのに便利です。
あと、本当に自分に黒いカードが合うのか試してみたいとも思っていました。
ブラックカードの種類と選んだ理由
日本で手に入るブラックカードは、主に4つです。
アメックス・センチュリオンカード
ダイナース・プレミアムカード
JCB ザ・クラス
ラグジュアリーカード ブラックカード
なおラグジュアリーカードは、ブラックカードよりゴールドカードの方がサービスは上です。
ブラックカードを手にするには、普通は通常カードを手に入れ、クレジットヒストリーを重ねてインビテーションを待ちます。
しかし、それ以外のルートも存在します。
ダイナース・プレミアムカード、ラグジュアリーカード・ブラックカードとJCBザ・クラスは、m3.com経由で申し込めます(期間限定の時あり)。
アメックス・センチュリオンカードは野村プライベートバンクと契約すると、紹介してもらえます。
プライベートバンクは、富裕層に何を教えているのか?
→Amazon.co.jp
自分は普通に、クレジットヒストリーを重ねてインビテーションを待ちました。
さて、どのカードを選ぶか?
アメックス・センチュリオンは年会費が35万円と高額で、インビテーションもほとんど来ないため、パス。
JCBザ・クラスは年会費はお得なモノの、インビテーションが難しそうです。また東京ディズニーランド関連のサービスがありますが、興味ありません。こちらもパス。
ラグジュアリーカードは金属製なので、使いにくそう。パス。
という事で、ダイナースを狙いました。もともとダイナースは海外空港ラウンジ利用可能数が、通常カードでもかなり多いことも決め手になりました。
ブラックカードの入手方法
ダイナースの通常カードは、医者なら、よほどでないと審査落ちにはならないでしょう。
個人のダイナースカードが到着した後、ビジネスアカウント用のカードも申し込みます。
ダイナースのビジネス用カードには、ビジネスカードとビジネスアカウントカードがあります。
ビジネスカードは複数枚発行できる法人カードです。
ビジネスアカウントカードは自営業者や一人医療法人など、スモールビジネスの経営者が、会社用の経費決済を行う目的のカードです。1枚のみの発行です。
ビジネスアカウントカードの最大の特徴は、個人カードとポイントが合算できること。またクレジットヒストリーも併せて稼ぐことができます。
そのため、個人、ビジネスアカウントの両方で高額な支払をすると、ブラックカードのインビテーションが届きやすくなります。
自分は個人、ビジネスアカウントカードを、できるだけ支払に使いました。
最も大きかったのは、電気料金とふるさと納税です。
クリニックの電気料金は1ヶ月10万円を越えるため、これだけで年間120万円オーバーとなります。
またふるさと納税も数十万円まで利用できるため、積極的に利用しました。
その結果、約1年でインビテーションが届いたため、申し込みました。
使おうと思ったらコロナ禍!
ところが、です。
ブラックカードのサービスを満喫しようとした矢先、COVID-19が全世界を覆いました。
海外旅行どころか、国内旅行もままなりません。
空港ラウンジは、全く使う機会がなくなりました。
コンシュルジュも使う機会なし!
さらに、コンシュルジュサービスも、使う機会がありません。
学会出張の宿泊予約などに使おうと思ったのですが、今やオンラインで学会に参加できてしまいます。
どこでブラックカードを使う?
普段クレジットカードを使う店は、家電量販店、コンビニ、オンラインショップ、町のスーパー、ユニクロ、田舎のそばや・・・。
実際使ってみたのですが、どうも気恥ずかしい。
自分が行くお店では、ブラックカードである必要は「まったく」ありません。
本当にブラックカードが似合う所は、
超高級ホテル
一見さんお断りの料亭
ミシュラン三つ星レストラン
などでしょうか。
地方都市ではこのような場所は、お目にかかりません。
結局通常のカードへ
COVID-19収束のメドも立たず、結局通常のカードへ戻しました。
なにぶん年会費が14万円強ですから・・・。
また、お店で使っても、何となくしっくりきませんでした。
振り返ってみると、学生時代はバックパッカー(貧乏旅行者)としての旅行が趣味でした。
また開業後節約を15年以上、意識しています。
バブリーな感じがするブラックカードは使えない。そんなマインドセットだったようです。
まあ、貧乏性ですね。
今後COVID-19が収束しても、ブラックカードには手を出さない様な気がします。
まとめ
以上ブラックカード体験記でした。
ブラックカードについては「必要」「不要」と、様々な意見があります。
結局の所、必要かどうかは使うヒトによります。
米国の億万長者、ウォーレン・バフェットは、アメックスグリーンの愛好者です。
彼にはコンシュルジュサービス、空港ラウンジサービスは不要です。秘書もいるし、プライベートジェットで移動しますから。
また、夜の街に多く行くヒトは、あった方が良いかもしれません。こちらのサイトでも、ブラックカードについて説明しています。
金持ちかどうかの見分け方!客のクレジットカードは要チェック!!
ブラックカードは、高収入高支出のヒトのためのカードです。自分の身の丈には合わないと、体験して初めてわかりました。
何事も経験が大切です。興味があって、審査を通るなら、一度は持ってみると良いのでは、と思いました。
使えるかどうかは、その人次第です。