こんにちは、山のクマです。
クリニックで生活指導をしていると、
間食の話になることが多いです。
甘いものが好きな女性って、本当に多いですよね。
気持ちはわかります、気持ちは（笑）。
でもね、
甘味を食べてダイエットするのはかなり大変ですよ。
しかし、
食べたものを「なかったこと」にすればイイんです！
自分の好きなスイーツを食べ、
満足したところで早速動く。
コレで万事解決です。
今回はおやつ後にどの程度動くと良いか、考えてみました。
運動カロリー計算
各スイーツは包装用紙などにカロリーが書いてあります。
でも運動の消費カロリーってどう計算するのでしょう？
METS（メッツ）を使うと計算しやすくなります。
METS（メッツ）とは、安静時を1としたときの運動強度を表します。
例えば家の掃除は3.3メッツなので、安静時の3.3倍カロリーが消費できます。
計算サイトもあります。
さて、つい口にしてしまうスイーツですが、
では体重50kgのヒトが「なかったこと」にするには、
どの程度運動すれば良いでしょう？
いくつか代表的な甘味を示します。
なお表示しているカロリーは平均値です。
ケーキ 1個：370kcal
スイーツの代表ですよね。
小腹が空いたときにコーヒーといただくケーキは最高です！
ではケーキ1個を「なかったこと」にするには？
カーペットやフロアの拭き掃除2.1時間です！（笑）
これくらいやれば、家中がキレイになりそう・・・。
カップアイス：220kcal
コンビニのベストポジションを占めるアイス。
新商品が次々出る中、昔からのモノが強い人気を誇っています。
チョコモナカ、ガリガリ君、白クマ、ハーゲンダッツ、雪見だいふく・・・。
冬でも売れるんですね～。
さてその中でカップアイス。
「なかったこと」にするためには？
ママチャリで1.2時間サイクリングしましょう。
コレなら出来るかもしれませんね。
ちなみにピノ1粒なら31kcalですから、
自転車で10分程度走ると消費できます。
どら焼き 1個：210kcal
和菓子の定番です。
コレと緑茶の組み合わせはたまりません。
「なかったこと」にするには、
ビリーズブートキャンプを50分！
これ、結構キツいですよ～。
板チョコ 1枚：280kcal
みんな大好きチョコレート。
旨いですよね～。
最近は様々な新商品も出てきて、
スイーツの王道です。
日本のチョコレートってレベル高いと思うんですよ。
板チョコを1枚食べたあと「なかったこと」にするには、
縄跳び26分です。
コレなら出来そう？
いやいや、縄跳びって結構キツいんですよ。
12.3メッツですもの。
やるときには膝に気を付けてください。
缶コーヒー 小さな1缶：60kcal
缶コーヒーって何気なく飲んでしまい、
しかも一度気に入ると同じ商品を選ぶ傾向にあります。
ヘビーユーザーに支えられているんですね。
各会社とも開発競争にしのぎを削っています。
男性が多いでしょうから、
窓ふきをしてもらいましょう、22分。
ちなみにカフェオレになると83kcalになるため、
窓ふきは30分必要です。
コレは出来ますよね。
チョコパイ 1個：150kcal
30年以上の歴史を持つお菓子です。
今でもスーパーでは必ず見かける商品で、
ファンが多いのでしょうね～。
王道のランニングで行きましょう、29分。
プリン：120kcal
コレも人気があります。
家で作るヒトもいるでしょうし、
コンビニでも定番です。
生クリーム入りのモノが主流ですが、
牛乳、卵、グラニュー糖のみで作るのが好きです。
ハイキングで23分。
紅葉を眺めながら歩くと、あっという間に1時間経ってしまいます。
これ良いかもしれないですね～。
まとめ
ダイエットをするにせよ、生活習慣病対策にせよ、
食事管理は大切です。
甘いものは目の敵にされますが、
生活の潤いとして欲しいときもあります。
そんな時は食べても良いと思います。
ただ、とったカロリー分消費しましょう。
運動で消費されるカロリーってそんなに多くないんですけどね・・・。
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