前回、腕時計投資についての記事をあげました。
でもコレ、マニアの間では、既に話題になっていました。
データでわかる腕時計投資の正解
→Amazon.co.jp
こうなると、もうプロです。
2020年代に入り、高級腕時計の実勢価格はうなぎ登りです。
今後相場はどうなるのか?高級腕時計は「投資商品」としてどうなのか?
腕時計投資家とは別の視点で、分析してみました。
高級腕時計は下落する可能性
ここ最近の価格はどうなっているのでしょう?
直近の相場
ここ最近は、結構株価と相関しています。
もともと贅沢品ですから、不景気になると相場は下がります。
一番顕著だったのは、リーマン・ショック。
つまり、今後の株価を予測することで、高級腕時計の相場も占えそうです。
米国と中国に目を向ける
この2つの現状を知ることで、高級腕時計の相場も予測できるでしょう。
米国はインフレが進み、FRBの利上げは続きそう。株価もさえず、景気後退のリスクが高まっています。
一方中国も、ゼロコロナ解除の動きはあるものの、恒大集団に端を発した不動産不況は深く、不景気が続きそう。
つまり、これから高級時計相場は下がる可能性が高いと考えます。
ただ、気になる点が・・・
それは為替の動向です。
円建てでは・・・
日本人にとって、高級腕時計の価格も為替の影響を大いに受けます。
為替レート
高級腕時計が安くなったのも、この点が大きいと思います。
でも今は、逆に円安傾向。
ドルベースで腕時計価格が下がっても、円建ての実勢価格は下がらない可能性があります。
買い手はいつの時代もいる!
リーマン・ショックの時もそうでしたが、不景気で生活苦に陥るのは一般庶民。
富裕層はむしろ、暴落で資産を作ってきました。
高級腕時計はメンテナンス料金の高さから、もともと富裕層向け。
景気後退で貧富格差が広がり、高級時計は値を崩さないかもしれません。
じゃあ、実際どうなの?
考えれば考えるほど、分からなくなってきます(笑)。
腕時計投資は、やはりマニアックな分野です。
ゴールドやダイヤモンドのように、相場が安定していません。
以前はブランドにより人気が異なりましたが、今はモデルで値動きが違います。
例えばパテック・フィリップでも、ノーチラスは高騰している一方、ゴールデンエリプスは出遅れています。
芸能人と同じような「人気商品」。次に高騰するモノを読むのが難しい。
まだ株や為替の方が、データや分析法がシッカリしています。
でもロレックスは下落するかも
さらに日本では、一般サラリーマンがロレックス投資を牽引しています。
腕時計マニアではなく、一般人が熱を上げている今、
ロレックスは今後、値を下げていく可能性が高いと思います。
まとめ:仮想通貨との意外な関係
もともと高級腕時計は、富裕層のたしなみ。
でも近年、仮想通貨との関係が深くなっています。
ウラはとれていませんが、暗号資産長者が買っている可能性も大いにあります。
でも、仮想通貨は今、冬の時代。しかも景気後退のフェーズ。
投資として考えるのであれば、暴落を待ってからでも良いかも。
もし下がらなければ、他の投資商品を探せば良い。
でも、高級腕時計に魅せられたなら・・・仕方ないですよね(笑)