こんにちは、山のクマです。
医者は金持ちというイメージがあります。
でも金融資産1億円以上の富裕層は10%程度です。
まあ全世帯で見ると2~3%ですから、医者が金持ちになりやすいのは確かです。
野村総合研究所、日本の富裕層は133万世帯、純金融資産総額は333兆円と推計
でも金持ちじゃない90%のドクターは、こう思うでしょう。
「どうして自分は金持ちじゃないんだ!」
はい、その気持ち、よーくわかります。
![医者がお金持ちになるには](https://med-fp.com/wp-content/uploads/2020/08/to-be-millionaire-1-320x180.png)
今回はさらに視野を広げるため、超富裕層ドクターに成功法則を学ぼうと思います。
そのお二人は、自由気ままな整形外科医さんとDr.Kさん。
投資の成功法則は次の3つです。
・リスクを取る
・チャンスで動く
・勉強を続ける
当たり前の事ですが、実行するとなると難しい。
リスクを取る
投資で資産を増やすには、自分のお金を投じる必要があります。
当然ながら、損をする可能性があるわけです。
リスクを背負う。これが大事です。
投資せずお金を貯めるだけのヒトもいて、マルクスは「守銭奴」と呼んでいます。
資本論
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種銭を作るまでは大切ですが、それだけでは不十分。
守銭奴では、加速度的な資産増加は望めません。
自分のお金を投じる度胸が、投資にはマストです。
Dr.Kさんの本の中で、1万円の損失を出してパニックになった内科医が出てきます。
忙しい医師でも出来る株式投資戦術
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彼の様なヒトには投資は難しいでしょうね。
チャンスで動く
行動力はものすごく大事です。
Dr.Kさんは株価低迷時に安値で買い、アベノミクスを迎えました。
自由気ままな整形外科医さんはバブル崩壊後に株を購入し、さらに貸し駐車場に出来るほど良い条件で自宅を購入するという、ダブルの行動力がありました。
大事なのは、二人とも動いてチャンスをつかんだという事です。
なかなか運に恵まれないと嘆くヒトがいますが、本当でしょうか?
バビロンの大富豪の中でも、運をつかむ方法が寓話として載っています。
「幸運の女神」は行動する人間にしか微笑まない。
バビロンの大富豪
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勉強を続ける
これが最も大切です。
チャンスを1回モノにしただけでは、ビギナーズラックで終わってしまいます。
自由気ままな整形外科医さんは「ビギナーズラック」ときちんと認識し、勉強しています。
Dr.Kさんも最初は損ばかりでしたが、投資の勉強が必要と悟り、資産家になっています。
学ぶことは新たなチャンスを引き寄せます。
例えばリーマン・ショック直後のREIT。
あれだけ暴落したREITを、自由気ままな整形外科医さんは度胸と研究心で大量購入しました。
今は値上がりし、しかも大いなる分配金を生んでいます。
投資の目を肥やすことで、他の人には見えない運をつかんでいるのです。
自分の反省点
今までエラソーに書いてきました。
でも、自分は超富裕層ではありません。
何が足りなかったのか?
それは「学ぶこと」。
投資を始めた頃、ソニー株を40万円で購入しました。
理由は「有名だから」。
当時は財務諸表すら読めなかったんですね。
それが3倍の120万円となり、売却しました。
リスクはとり、チャンスはモノにしました。
しかしビギナーズラックと思わなかったんですよね。
投資の勉強を十分せず「バイ・アンド・ホールドはカンタン!」と思い込んでいました。
大いなる反省点です。
その後は反省し、金投資に挑んでいます。
![医者と金投資](https://med-fp.com/wp-content/uploads/2020/12/gold-and-doctor-320x180.png)
まとめ
資産形成に至るルートは、本当にヒト様々です。
株で成功する人、不動産で資産を形成するヒト、会社を高値で売却するヒト。
時代背景、投資家の性格、置かれた状況により、同じ成功話はありません。
でも本質は一緒。
その目で見ると、チャンスはあちこちに転がっています。
リスクをとれる範囲でどんどん試すことが、資産形成の第一歩です。
医者は勉強に慣れているため、地道に節約して投資すれば富裕層には届きます。
でも超富裕層になれるかどうかは、やはり「運」でしょうね。