こんにちは、山のクマです。
最近はさまざまなETF(上場投資信託)が買えるようになり、
株式投資も手軽になりました。
ネットで投資信託を調べると、「良いこと」しか書いていません。
でも、値下がりするリスクの他にも、注意すべき事があるのです。
「消えて無くなる」
自分の経験からはじめましょう。
投信が消えた!
診療が忙しく、数か月ほど証券会社の残高を見ていなかった時のことです。
久しぶりに開いたら、あるはずのファンドがない!
よくよく「お知らせ」をみると、繰上償還となっていたんです!
さかのぼると、償還のお知らせも数か月前に届いていました。
確かに価格は下がっていたのですが、
「まあ、下がっているけど持ち直すだろう」と思っていました。
甘かった。もちろん大損です!
なぜ繰上償還される?
あまり規模の大きくない投資信託が値下がりすると、
投資家達は嫌気をさしてファンドを解約します。
その結果規模が小さくなって効率的な運用が出来ず、
解散へと至ります。
ある種、自浄効果ですね。
どのくらい繰上償還されている?
2.5%は早期償還のため「消えます」。
100本中2~3本ですよ。
思ったより多いと感じませんか?
どうなる?
繰上償還されると、時価で現金化されます。
ほとんど「損」です。
儲かっていれば、だれも解約しないですよね。
償還が発表されたら、早急に解約すべきなんですよ。
しかし医者は忙しく、こまめに証券口座を確認出来ない事も日常です。
買ってイイのは一つだけ
唯一買ってよいのはインデックスファンドです。
しかも繰上償還を避けるため、純資産トップのモノを買うべし!
世の中には星の数ほどファンドがありますが、
インデックスファンドに勝てるのは、ほとんどありません。
「敗者のゲーム」というチャールズ・エリスが書いた古典が証明しています。
敗者のゲーム
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インデックスファンドでドルコスト平均法をやっているのが、厚切りジェイソンです。
ジェイソン流お金の増やし方
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インデックスファンドは「負けない」。
つまり解約されにくく、長持ちします。
長い目で資産形成をする時、大きなメリットです。
それならば自分の投資信託を作ってしまおう!
インデックスファンドは一種類ではありません。
日経平均、TOPIX、マザーズ、NYダウ、SP500、ナズダック、ユーロ・ストックス50などなど。
各国の主要株式指数の投資信託があります。
様々なインデックスファンドを組み合わせ、
自分なりのポートフォリオを作ってしまえ!
これが高橋ダンの長期投資です。
世界のお金持ちが実践するお金の増やし方
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投資内容の割合を決め、
毎月終わりに足りないところを補充する。
繰り返すことで、大勝ちはしないけれど大負けはしない。
10年以上の長期で資産を増やしてゆく方法です。
初めてこの本を読んだときには、上手いやり方だな~と思いました。
なお自分は、様々な理由からゴールドの割合を多くしています。
投資の勉強をして、自分なりのポートフォリオを作り上げるのも、
また楽しみだと思います。
まとめ
長年投資をやっていると、
本当にいろいろな事があります。
取引していた証券会社が潰れたり、
利益確定のタイミングがわからず結局損したり、
「もういいや」と思って手放した銘柄がベストの売り時だったり。
とても悩ましく、いつまでたっても上手くなった気がしません。
インデックスファンドは手間がかからず投資が出来るため、
とても手軽です。
ただし、2022年3月現在、株価はまだ高い。
今後中央銀行の引き締めと供に下がってくる可能性が高いと思います。
どのタイミングではじめるか、また時期は考えずドルコストでやるか、
なかなか難しい時期だなーと思います。
やはり投資は悩ましい!