先日たくゆきじ先生と初めて吞みました。
コロナも落ち着き、ようやくです。
たくゆきじ先生とはこちらのオンラインサロンで知り合いました。
二人とも、今の医者の立ち位置について危機感を持っています。
同じ問題点を共有でき、
とても楽しい時間を過ごしました。
思い返すと、人生のステージにより付き合う人たちは変わりました。
付き合って良かったと思うヒトが多かったのですが、
そうでないヒトもいます。
今回は今までのキャリアを振り返り、
付き合うべきヒト、付き合うべきでないヒト、
について考えます。
経済的成功を目指す上で、大切なポイントです。
研修医時代
なんと言っても、医者の基礎固めをする時期です。
学生時代に学んだ知識を、実践力に変えてゆく必要があります。
そのために、看護師さんや技師さんと良く飲みに行きました。
コメディカルは医者より患者さんの近くにいます。
なかなか病棟では聞けない話を聴くことが出来、有意義でした。
また先輩ドクターから、様々な知恵をもらう時期でもあります。
自分の専門科以外の先生とも、仲良くさせていただきました。
この時の知識が、開業医としてとても役立っています。
経済面では、積立預金はしていましたが、
宴会や書籍代、学会費に多くを費やしていました。
勤務医時代
独り立ちして患者と向き合い、医者としてどんどん成長する時期です。
先輩医師や凄腕ドクターと付き合う事が、最も大切でした。
また資産形成を始める時期でもあります。
一番大切なのは「節約」ですが、
自分は医者仲間と同じように贅沢していたため、その後苦労しました。
大いなる反省点です。
華やかな医者コミュニティーは要注意です。
一旦贅沢を覚えると、生活レベルを下げるのは大変なんですよね。
また結婚も意識する時期ですが、男女とも相手に浪費家を選ぶと大変なことになります。
相手の金銭感覚をよーく見ておくことをオススメします。
この時期、給料が上がってくると、
医者を「金づる」と思っている連中に出会います。
「先生、奢ってくださいよ!」
飲み会の途中に、何人ものコメディカルからこの言葉を聞きました。
なかなか断れず、悩みました。
富裕層は、一回目の出費はヒトを見るための必要経費と割り切るそうです。
「一度はおごって、その後は二度と飲みに行かない」
と割り切るのが良かったのかなと思います。
開業医時代
最初は先輩開業医にいろいろ聞くため、積極的にお付き合いしました。
やはりどの世界でも、先輩はありがたい。
さらに増患・増収にも力を注ごうと、
先輩に教えを請いました。
でも、経営の話題に乗ってくる方は驚くほど少なく、びっくりしました。
院長自身で診療圏、受診者の傾向、経営戦略・戦術などの話が出来るドクターはほんの一部です。
ほとんどは経営を勉強していません。
事業について話が出来る先輩は、本当に貴重でした。
その一方、車や時計など、贅沢品の話が好きな開業医はとても多いです。
自分は開業した時期と、子育ての時期が重なったため、
家計は楽でありませんでした。
そのため強制的に節約することとなり、
生活レベルを下げるのに苦労しました。
クリニックを始めて数年すると、派手な生活をしている方々とはお付き合いすることがなくなりました。
経済的自由を意識してから
クリニックの返済が終了すると、
資産を増やしたいと思うようになりました。
さらに働けなくなっても生活に困らないよう、
経済的自由を目指すようになりました。
ドクターは高収入ですが、所詮は時間の切り売りです。
カラダを壊すと無収入へ転落します。
その対策として、不労収益を増やすことを考えました。
道しるべは「金持ち父さん 貧乏父さん」です。山のクマおすすめ↓にリンクを張っておきます。
不動産投資を含む不労収益を得ることの大切さ。
ポケットにお金が入るのが資産、お金が出て行くのが負債、という分け方。
この教えは貴重です。
今流行のFIREについては様々な意見がありますが、
「自分が働けなくなっても食べて行ける」という安心感は、何者にも代えがたいです。
経済的自由を意識してから、
勤務医、開業医関係なく、
投資やビジネスをやっている先輩、同じ志をもつ同輩とお付き合いするようになりました。
たくゆきじ先生もその一人です。
地道に投資している方々とお付き合いすることで、
投資関連業者からカモられるドクターにならないよう、
身を守ることが出来ます。
まとめ
「つるみの法則」というのがあります。
今までのキャリアを振り返ってみると、当たっています。
経済的ステップを上げることを意識すると、
それまで付き合ってきたヒトでは物足りなくなくなるんですね。
コミュニティーに違和感をおぼえたら、
そこを卒業して、成長するチャンスと思っています。