インフレが進んでいます。
予想の8.3%より高く、インフレが加速しています。
コロナ禍による物流停滞に、新たに2つの要因が重なっています。
ウクライナ戦争と急激な円高。
日本でもインフレは進む可能性が高い。
ダメージを食うのは医者も同じ。むしろ一般人より大きいんです。
なぜか?理由はプライドとストレス。
今回は現状を分析し、節約生活を提言します。
ウクライナ戦争で食糧危機
食糧危機が深刻化して、世界で16億人に影響が出ると国連が発表しました。
理由は今回の戦争。
ウクライナとロシアで、全世界の約30%の小麦を生産しているんですよ。
世界中の炭水化物=カロリーが減少することになります。
また農業用肥料の塩化カリウムも、ロシアが多く輸出しています。
肥料生産世界一は中国ですが、自国を優先して輸出を止めています。
肥料がなければ収穫量は減少します!
これらを受けて、食料品価格がうなぎ登りです。
まだ備蓄分があるのでマシですが、
在庫が切れる夏からは、さらに価格が上昇すると分析されています。
円安
さらに追い打ちをかけるように、円安が急激に進行しています。
利上げを行う欧米各国と、利上げをしない日本との金利差が原因。
海外はインフレ率が高く、利上げを緩めることはない。
一方日本では、利上げ出来ません。
黒田総裁は「経済をサポートするため」と理由を述べていますが、
本当ですか??
利上げは国債価格の下落を招き、国家財政破綻の危機が高まるためではないかと思っています。
円安が、国内食料品の値上げをさらに加速させます。
黒田総裁がどう言おうが・・・
「消費者は値上げを受け入れている」と発言して波紋を呼んでいます。
確かにインフレは消費者が受け入れはじめると進みます。
でも今の状況は原材料費の値上げが原因。
6月10日に発表された日本の5月の企業物価指数は、前年比9.1%と相変わらず高止まりしています。
企業は潰れるわけにいきません。
国民がどう思おうとも、黒田総裁がどう言おうとも、値上げは強行されるでしょう。
医者は今すぐ節約生活を!
ドクターは高収入だからインフレに強い?
いいえ、生活費が高く、値上げが家計を直撃します。
稼ぐ分だけ使ってしまい、余力がない医者が多いんです。
特に医者はプライドが高く、仕事のストレスが多い人種。
生活費を下げるのはものすごく苦痛を伴います。
本来は、年単位で倹約生活に移行する必要がありますが、
インフレは待ってくれません。
今すぐに節約生活に入ることを、強くオススメします。
自発的に行動しないと・・・
マスメディアのニュースは、みんな平等に知ることが出来ます。
でも、情報を繋げて近い将来を見通して行動するヒトは極めて少ない。
医者も同じです。
情報を総合すると、インフレ進行はほぼ確実と思っています。
政府に出来ることはドル売り円買いの為替介入ですが、おそらくやりません。
もうクニは守ってくれない。覚悟を決めるしかないと思います。
食料価格が高騰して、小麦生産2位のインドも、国内価格を抑えるため輸出を停止しました。
危険なのは途上国です。
各国中央銀行の値上げのため、資金が途上国から引き上げられています。
今後あちこちの国が経済危機になり、食材を買えなくなるでしょう。
餓死する人が多数出るかもしれません。
高くなった食材を買える力があります。
世界の中で、ものすごく恵まれた位置にいます。
でも、何も準備しないまま食品高騰を迎えると、家計が危機的状態に。
値上げが進むのはこの夏から。今から生活を引き締める事を勧めます。
高い生活費のまま値上げに直面すると、地獄ですよ。
え、インフレが進まなかったらどうするって?
問題ありません。それは最高にハッピーです!!
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