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【お金のチカラ】世の中は金が全て?

【お金のチカラ】世の中は金が全て?
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お金って何だろう?

どうしてヒトは、無闇にお金を欲しがるのだろう?

お金の持つチカラって何なんだろう?

長いこと疑問でした。

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お金は単に、モノの価値を計る尺度。

でも、不思議な魔力に取り憑かれるヒトがあまりにも多い。

いろいろ考えてきて、少しずつまとまってきました。

お金って何だろう?

あくまで個人的な見解ですが、

欲望を映し出す鏡です。

お金のチカラとは

企業は給料を払って、人を雇います。

株や債券を買うと、企業は人を働かせ、その利益から配当を払います。

不動産に投資すると、居住者や店子が働いて、賃料を払います。

お金があると、多くの人の手が入った高級品やサービスを買えます。

ヒトはお金を求めて働きます。

人を動かせることがお金のチカラ。

なぜヒトはお金を求めるのか?

一つには、税金はお金で払う必要があるから(物納は特別な場合)。

二つには、生活にお金が必要だから。

でも、この2つが原因なら、生活出来る程度のお金があれば十分なはず。

人間は、それ以上にお金を求めて働きます。

なぜか?

それは、お金に人の欲望が映っているからです。

お金は欲望を映す鏡

人間にはさまざまな欲望があります。

一般的に、持っている資産により、求めるモノが異なります。

貧困層

彼らは、お金がなくなると「生きていられない」と強く感じています。

昔は田畑を耕すだけで生きて行けましたが、現代はお金が必要。

低収入は生活苦に直結します。

お金=生きること。

生存欲求はマズローの欲求のうち、最下層に位置します。

そのためお金への執着が半端なく、とにかくお金を求めます。

お金に意地汚くなり、人が離れていって、さらに貧しくなる。

貧困が貧困を招く悪循環。

貧困は解決しなければいけない問題。

生活保護などの公的支援は、負のループを断ち切るために存在しています。

中間層

彼らは、お金で「良い暮らし」を求めます。

ちょうど昭和の高度成長期のイメージ。

良い暮らしとは何か?それはヒト様々。

お金には個々人の「良い暮らし」が映し出されます。

生活するには十分なのに、「良い暮らし」を夢見て、お金を追い求めます。

富裕層

日本では富裕層は全体の3%。

生活するには、もう十分なんじゃない?

でも彼らも、もっとお金を求めます。

理由は3つ。やりがい、自由、自分の価値。

やりがい

若い起業家は、お金そのものより、やりがいをビジネスに求めます。

こうなるとお金を稼ぐことは、単なる結果。

ある意味彼らは、お金から自由な人種とも言えます。

しかし、やりがいが金儲けに置き換わると、

お金を追い求めるようになります。

自由

「経済的自由」「FIRE」などのコトバが流行るように、

お金を持つことは自由を得ることにつながります。

働かずして食べる。それはある意味理想なのでしょう。

でも金持ちとなり、若くして引退した起業家のほとんどは、

退屈して、またビジネスシーンに戻ってきます。

自由はどこに行ったのか?

自分の価値

お金を自分の価値と結びつけるヒトもいます。

高収入、富裕層という金メダル。

クビから値札をぶら下げているようなモノ。

収入・資産は高ければ高いほど、高級品。

彼らはいくらお金があっても、満足しません。

「もっと、もっと」と、求めます。

お金をあがめると没落する

貧困層、中間層、富裕層、全てのヒトは、お金が神に見えています。

しかしそれは無意識レベルのため、気付きません。

欲望をかなえてくれる神様。

でもお金を崇拝すると、ろくなコトになりません。

貧困層がお金に取り憑かれると、執着が半端ないため、周りから煙たがられます。

人が離れていって、金遣いが荒くなり、ますます貧困に。

中間層は良い暮らしを求めて働きますが、家にいる時間が短くなり、家族が離れて不幸に。

富裕層は、

自由を求めて稼ぐと、自由時間がなくなり、

やりがいが金儲けに取って代わると、お金の奴隷となり、

自分の値札を上げようとすると、お金の無間地獄に落ちる。

お金に魂を奪われたヒトたちです。

お金から自由になるには?

お金が持つ魔力から離れて付き合うことが大切。

ポイントは3つ。

お金は欲望の鏡と気づく

「お金は万能だから欲しい」と分かっているヒトはほぼいません。

とにかくお金が欲しい。

でも、お金は鏡。

八咫鏡(やたのかがみ)は三種の神器の一つですが、

映っているのは自分の願望。

神と崇めると、ダークサイドに落ちます。

お金=鏡と気付くと、魔力から少し自由になれます。

欲しいモノを意識する

自分の欲望は何だろう?

本当の願望に気付いているヒトは、少ない。

内省して真に欲しいものが分かると、冷静になれます。

必要なお金も、思ったより少ないかもしれません。

目標額が分かれば、そこに向かって淡々と努力するだけ。

自分の欲望は何だろう?

この問いは、とても大切。

お金を神とあがめない

美食は、おなかいっぱいになって、ごちそうさま。

美酒も、酩酊して宴会終了。

でもお金は、いくらあっても満足しません。

満足しないから、いくらあっても足りない。

お金を追い求めると、無間地獄へ。

人生詰みます。

お金は便利だけど、魂を売ってはいけない。

でも、ある時期お金を追いかけるのもアリ

さんざんお金の魔力について考えてきましたが、

年収800万円までは幸せと収入がリニアに上昇します。

なぜなら、お金があると避けられる不幸は多いから。

不幸を避けることが幸せに結びつきます。

ある時期までは、お金を追いかけるコトもアリだと思います。

まとめ

お金は欲望へのフリーパス。

精神科医がYouTubeで上手いことを言っていました。

お金は欲望を抑えつける格好のアイテム。

本当は欲しいものがあるのに、許されないので、お金で置き換える。

この状態では、金持ちになっても、不幸に。

お金はあくまで、幸せになるための手段。

お金のチカラをどう使うかは、ヒト次第です。

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