先日、新NISA関連の記事を書きました。
投資に興味がない方はインデックスファンドの小額積立で良いと思いますが、
少しでも興味が出てきたら個別株にも挑戦したいところ。
世間では半導体関連やAI関連株が人気ですが、他の視点で選んでみるのもアリ。
その一つが、株主優待と高配当株です。
株主優待は、桐谷さんが有名ですね。
株主優待や配当金を受け取ると、自分も株主なんだと実感します。
今回は保有株の株主優待と配当を紹介します。
投資は自己責任でお願いします。
●株主優待
自社製品を株主に知ってもらうため、多くの企業が株主優待を設けています。
ただ、コレは日本だけのよう。
そのためプロの投資家からは馬鹿にされがちですが、手にすると嬉しいモノ。
自分がもらっているのは、次の通りです。
旅行関連
・JR東、JR西、JR九州
鉄道割引券は定番です。
実はそれ以外の、JR関連の割引券が面白いところ。
JRホテル割引券、鉄道博物館入館割引券、レストラン・バー割引券などが付いてくるため、
JRを使わないときにもお得です。
なお自分の住んでいる地域以外のクーポンは、親戚に進呈して喜んでもらっています。
もらい手のいない割引券は、金券ショップで換金できます。
ショップのオヤジに聞いたところ、優待券をもらってからすぐに売った方が良いとか。
時間がたつと、既に在庫が一杯となり、引き取らなくなるそうです。
・JAL、ANA
こちらも鉄板は航空割引券。
なかなか使うチャンスがなかったため、親戚に渡したところ喜ばれました。
関連施設のクーポンもあります。
ANAホテルズクーポンを親戚の女性に進呈したところ、優雅にアフタヌーンティーしたと喜んでいました。
紳士服関連
・青山商事、AOKIホールディングス
こちらも割引券です。
医者だと使うチャンスはあまりありませんが、親戚がYシャツやスーツを買うときに使ってます。
なお紳士服関連クーポンは、金券ショップでは買い取ってくれませんでした。
食品関連
多彩な商品が株主優待となっており、日用品として重宝します。
箱にキレイに入っていて、明けるときはワクワクします。
・キーコーヒー
コーヒー豆、ドリップオンなど、コーヒー関連です。
コーヒーがないと生活できないカラダなので、嬉しい限りです。
・マクドナルド
株主優待目当てで買う人が多い銘柄です。
クーポン券ですが、子供がいる家庭は重宝するでしょう。
・日本ハム
ハム、ベーコンです。日常の食卓に上がるモノばかりなので、美味しくいただいています。
・日清オイリオ
調理用オイルの詰め合わせです。
こちらも日用品のため、ありがたく使わせてもらっています。
・明治製菓
お菓子の詰め合わせです。定番の明治ミルクチョコレート、好きなんですよ。
ただ新商品が入っていることが多く、正直今ひとつなモノもあります。
それでも親戚の子どもたちに上げると、喜ばれます。
高配当株
株の配当も、楽しみの一つです。
高配当にするには、暴落時に買うのがコツ。
企業の業績悪化から配当もゼロになる時があり、さらに株価が下がります。
自分の投資戦略では、今後業績が上向くと判断したら無配でも買います。
業績が回復して配当が復活すると、さらに株価も上昇します。
コロナショックでは、多くの高配当株を手に入れました。
いくつかの銘柄について、買値を基準とした場合と、現在の配当率を示します。
日本郵政
5.4%(現在3.8%)
年賀状は少なくなるし、請求書は電子化されるし、先が暗い業種です。
しかし、郵便がなくなる世界というのは想像できません。
青山商事
11.4%(4.0%)
この銘柄はパンデミックで無配に転落していましたが、その後に業績が回復して復配となりました。
リモートワークが普及してスーツは売れなくなると言われましたが、日本人は制服大好きです。
紳士服業界下位の企業はなくなる可能性ありますが、上位は残ってゆくでしょう。
青山商事は業界1位で、最も粗利率が高いのが強み。
読みの通り高配当となり、株価も3倍に上がりました。
AOKIホールディングス
7.8%(3.5%)
業界2位。粗利率は青山商事より落ちます。
ただコロナ禍でも配当をガンバって出していました。
その後に増配となり、高配当株に仲間入りし、株価も2倍に上昇しました。
青山商事と併せ、コロナショックは紳士服関連がバーゲンセールでした。
JR九州
4.1%(3.0%)
もともと配当率は良好でした。
コロナ禍による株価低迷の時に、配当率4%の指し値を出していたら、瞬間風速で買うことが出来ました。
とてもラッキーでした。
Jパワー
5.6%(4.0%)
こちらも、もともと高配当株です。
コロナ禍で長期低迷していましたが、今は配当金も増え、上々の配当率になっています。
●高配当株はドクターにお得
配当金は源泉分離課税に出来、税率が約20%です。
医者の所得税は40-50%にもなる事が多く、配当金は税制面で有利。
さらに高収入で生活に困らないため、配当金をさらなる株購入に充てることが可能です。
複利効果で資産がさらに増え、資産が資産を生むコトを実感できるようになります。
医者と高配当株は相性が良いです。
●まとめ
株を買う楽しみは、配当と株主優待という「おまけ」にもあります。
値上がり重視の人気株を雰囲気で買ってしまうと、下がったときに嫌気がさして売りたくなってしまいますが、
高配当・株主優待は下がっても「もらえるから持っておこうかな」と思えます。
損切りをした方が良いときもありますが、
勝っている個人投資家の多くは下がっている株を買い、長期に保有します。
下がっても保有する「理由」があれば、多少の損ではへこたれません。
これから金融危機・株価暴落が来ると考えているので、
その際は株主優待・高配当の株を買う予定です。