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【読書レポート】2021年面白かった本

【読書レポート】2021年面白かった本
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こんにちは、山のクマです。

毎年いろいろな本を読むのですが、本当に面白いと思える本は全体の3割くらいです。

でもその3割の本により自分の地頭力が強化され、

今を生きる力になっています。

今回は2021年に読んだ素晴らしい本を紹介します。

無理ゲー社会:橘玲

フランス革命以降「自由」が重視されるようになり、身分階級は崩壊へ向かいました。

しかしそれは新たな「知識階級」が生まれる土壌となりました。

自由=リベラルな社会となり、「自分らしく生きる」ことが出来る時代です。

一見素晴らしいように思えますが、実は残酷な世界です。

能力のある女性が台頭し、能力の無い男性は尊厳を奪われています。

彼らは、なんとか自尊心を保つために陰謀論に飛びつき、フェイクニュースが流布されます。

イエ制度や身分制度が崩壊し、混沌とする中で、頼れるのは自分のみです。

知識階級社会を、どう生きてゆくのか。それすら「自分で考える」という能力が問われています。

考えるヒトにはユートピア。考えない人にとってはディストピア。

今回の本では、いつもの「利己的な遺伝子」と「進化論」を元にした論旨展開はみられません。

しかし、いつものシニカルなテイストは健在です。




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一般論はもういいので、私の老後のお金「答え」をください!:井戸美枝

女性の年金について、ケースごとに説明しています。当てはまる人も多いでしょう。

著者は老後の不安をあおって個人年金を集めている銀行・保険会社に憤りを覚え、この本を書いています。

確かに「あおり」は問題と思います。

しかし本書では「公的年金があるから安心」というトーンで描かれており、気になります。

本当でしょうか?

既に日本政府(国民ではない)の借金はGDPの250%となっており、将来まで年金を支払えるか疑問です。

また今はインフレに連動していますが、高度のインフレになっても継続できるか、怪しいと思います。

国民はこのことをなんとなく感じ取っているため、個人年金などを考えているのではないでしょうか。

本書で、公的年金はあくまで最低保障と認識することが大切と感じました。




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〔エッセンシャル版〕マイケル・ポーターの競争戦略:ジョアン・マグレッタ、マイケル・ポーター(協力)

「競争の戦略」を初めとするマイケル・ポーターの著書は、何かと批判されます。

「銀塩フィルムに特化したコダックは倒産し、多角化した富士フイルムは生き残った!」など。

しかしこれらの批判は、ポーターを浅くしか読んでいないと感じます。

ポーターは最初に、自分の業界をしっかり分析することからはじめています。

しかも業界は変化するため、その変化をとらえることが重要とも述べています。

銀塩フィルム業界が消滅する危機を、コダックはとらえられず、富士フイルムはしっかり認識していた事が、両者を分けたポイントです。

これはポーターの理論に見事に合致します。

競争戦略は今でもビジネスに役立つ!

この関連本を読んで、強く思いました。

早速自分のクリニックに応用して、戦略を練っているところです。




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サイコロジー・オブ・マネー:モーガン・ハウセル

株などの投資をしていると、どうしても資産額に目が行ってしまい、増やすことに集中してしまいます。

でもそれに取りつかれると、多くのモノを失ってしまいます。

マーケットには、様々な参加者がいます。

デイトレーダー、短期投資家、長期投資家、超長期投資家。

でもプライスは一つです。

ある価格が、デイトレーダーには適切でも、長期投資家には不適切という場合もよくあります。

自分はどの立場でマーケットに参加しているのか?常に意識することを教えてくれた本です。




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論破力:ひろゆき

いわずと知れたひろゆき氏の名著です。

彼はあちこちで論争に参加し、高率に相手を打ち負かしてきました。そのテクニックを余すことなく披露しています。

最も勉強になったのは「勝ち負けを決めるのは、決して本人たちではなく、周りの人たち」であるという点。

この「あたりまえ」なことが抜けているため、どうどうめぐりの論戦となってしまうのだと合点しました。

したがって、説得すべきは相手ではなく、周りにいる「第三者」。

第三者の属性、性別などにより戦略を選ぶことが大切。

また最も強力な武器は「事実」。これを出したら、終了~、カンカンカンカン~。

なかなか血圧の薬を飲もうとしないダンナさんには、横にいる奥さんが腑に落ちるような説明すると、効きそうだな~、と思いながら読んでいました。




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仕事に悩む君へ はたらく哲学:佐藤優

「自壊する帝国」「国策捜査」など、硬派な著書が多い佐藤優さんの、とても軟らかい本です。

しかし、内容はとても高度。

現代の若者の相談に乗る形で書かれていますが、哲学を縦横無尽に駆使して答えています。

特にインパクトがあったのは、ニーチェの使い方。

キリスト教を初めとする「倫理観」は、「ルサンチマン」=「歪んだ自己愛」を持った人々によって、攻撃の材料として用いられる、と説いているところです。

「道徳の系譜」を読んでいて、キリスト教そのものが問題と思っていたのですが、キリスト教徒である佐藤優さんは「人間の問題」と解説しています。

「神は過たず、ヒトは過つ」。

なるほど。彼の牧師としての側面が大いに出ています。

哲学は小難しいように思っていましたが、自由に解釈して日常生活に活かすことで、威力を発揮すると感じました。




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となりの億り人 サラリーマンでも「資産1億円」:大江英樹

日本版「となりの億万長者」です。

今はスタンリー博士とダンコ博士がリサーチした時代と異なり、億万長者は比較的簡単に見つかります。

「億り人」でググればOK。

億り人の皆さん、惜しげも無く手の内を教えてくれています。

理由は2つで、一つは利他の精神。そしてもう一つ。資産形成のノウハウは全然特別なモノではないのです。

節約と投資。これだけ。でも、多くの人が出来ません。

だから手の内を公開しても、まったく問題ありません。

億り人は、頑張る人を応援するため、ノウハウをオープンにしています。

この本は、こういった億り人の本質を、きちんと紹介しています。

すごいと思ったのは、社内の財形貯蓄と自社株買いだけで億り人になった人がいたこと。

「節約・投資」という基本をずーーーーーーーっと続ける事が、億万長者になるために最も大切だと言うことを教えてくれました。




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まとめ

振り返ると、本当に様々な分野の本が自分の力になっていると感じます。

今年もまた良い本に出会えることを願っています。

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