こんにちは。山のクマです。
さて、投資です、投資。
投資に興味を持っている医者は多いのですが、実際やっている人は少ない。
4割の人は投資ゼロです。
まあ、こわいですよね、投資。
方法もわからないし。
どうして投資がこわいのか?
それは「損をする可能性があるから」。
個別回答でも損に対する不安が見られます。
人間誰しも損はしたくありません。
でも、その怖さを乗り越えてこそ、富裕層に近づけます。
どうすれば怖さを乗り越えられるか?
紹介したい方法が一つあります。
それは
自動積立預金
なぜ?
今回はこの点について解説します。
怖さの原因を深掘りする
なぜ損がこわいのか?
理由は「生きていけなくなるから」。
お金がなくなると生活できなくなる恐怖を感じるのです。
そこで、
投資資金は生活費から切り離す。
これが有効です。
そのための秀悦な方法が自動積立預金なのです。
自動積立預金が第一歩
ほとんどのドクターは、給与が収入の全てでしょう。
「生活してみて、余ったら投資に回そう」
このように考えるヒトが多いでしょう。
しかし、甘い。
私たちがそれぞれ必要経費と呼んでいるものは、自分で気を付けていない限り、必ず収入と等しくなるまで大きくなってしまうものなのです。
バビロンの大富豪から
バビロンの大富豪
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もう最初に投資用資金を天引きします。
「えー、貧乏になる!」
いや、そうでもないんですよ。
自動積み立てを行うと、生活用口座から投資資金が「消えます」。
もちろん別の口座に移るだけなんですけどね。
人間不思議なモノで、消えたお金は「なかったもの」と認識します。
当然生活費は少なくなりますが、あの手この手で節約するようになり、結局足りるようになります。
最初は苦しいのですが、じき慣れて、我慢しているという意識が無くなります。
ただし!
クレジットカードは極力使わないようにしましょう。
ポイントで節約しているように思えても、気楽に買い物をしてしまうため、節約になりません。
どの程度天引きするかは人それぞれですが、半分以上がよろしい。
「えー、無理!」
まー、そう思いますよね。
では「私の財産告白」に習って、まず25%から始めてはどうでしょう?
私の財産告白
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ちなみに、資産形成に関心の高いドクターが集うオンラインサロンでも、定期的に投資資金を捻出しているヒトは半分以下でした。
おそらく一般の医師は10%もやっていないでしょうねー。
ある程度投資資金がたまったら?
実践あるのみ。
不動産・株など、勉強したものに投資することで、初めて腕が上がります。
もちろん損をすることもあります。
でも生活費とは完全に切り離した資金を運用しているため、心理的にも負担は少ない。
生活レベルを下げたため、損をしても少ないお金で生きていける「実感」が生まれます。
この「実感」が大切です。
医者コミュニティーにいると、どうしても生活費が上がります。
でも、生きていくための費用って、あまり必要ないんですよ。
このことを身体が覚えると、楽になります。
ベテラン個人投資家はどうやっている?
投資資金をコンスタントに確保できるようになると、よりリスクが取れます。
さらにステージが上がって行くと、様々な投資戦略が選べるようになります。
ベテランはどうしているのでしょう?
不動産収入を投資に
自由気ままな整形外科医さんがこの方法で超富裕層に到達しています。
医者の社会的信用を十分活かし、上手に借り入れて不動産投資を成功させています。
しかも不動産収入は散財せず、新たな物件購入と株式投資へ当てています。
そのため倍々ゲームで資産が膨らんでいるのですね。
なかなかハードルが高いのですが、とても効率的な方法です。
配当金を投資に
株を保有すると入ってくる配当金。
これも投資に回します。
配当目的で投資するなら、高配当株やREITがオススメ。
株やREITを1,000万円分保有し、4%の配当金・分配金を受け取ると、年額40万円になります。これくらいなら単元株が買えます。
こちらも倍々ゲームで資産が膨らんでいきます。
ローン終了後は投資に
全国平均の住宅ローン支払額は月9万円、返済負担率は13.9%です。
ローンが終わると、手取りが10%以上増えた感覚になります。
かなーり楽になります。
でも、贅沢するのはもったいない。
増えた手持ち資金は投資に回しましょう。
開業医はクリニックの返済が終わったらチャンスです。
自分も実感しています。
サイドビジネス
診療をやりながらビジネスのネタを考えて収益化を図る。
かなりハードルが高い。
でも、やっている先生がいらっしゃいます。
これが出来ると、人生に大変幅が出ます。
事業内容によっては拡大・売却による巨額の利益が転がり込みます。
夢がありますね~。
投資の神様はどうしている?
さて、プロの投資家はどのように投資資金を調達しているのでしょう?
投資の神様、ウォーレン・バフェットが率いるバークシャー・ハサウェイは、損害保険会社を傘下に収めています。
加入者の保険料は支払に備えてまず貯蓄しますが、結構な額が残ります。
バフェットはこの余剰資金を「フロート(浮き)」と呼んでいます。
フロートは定期的に入ってくるため、心置きなく投資できます。
バフェットは常に成功しているように見えますが、実は結構失敗してるんですね。
それでもフロートがあるため、あわてず、余裕を持って、長期に投資できるのです。
8月は株の買い時
投資資金がコンスタントに入ってくる人は、株価が下落しても焦りません。
8月は「夏枯れ相場」などと言われ、株価が下落しやすい月です。
多くの投資家にとっては胃が痛くなる時期です。
しかし潤沢な資金がある人にとっては、バーゲンセールの時期!
安く株を購入することが成功の大原則です。
Cash is King!
まとめ
投資規模が大きくなると、不労収益で生活してもおつりがくるようになります。
例えば3億円の株・REITで4%の配当金・分配金があると、年間1,200万円の余剰資金が生まれます。
これ、医者をやめても食っていけますよね。
しかも税金はわずか20%!
医局、病院、上司、教授、仕事から自由になって生活できる。
もちろん医者を続けてもOK。
このような経済的自由を目指すには、できるだけ若い時期に第一歩を踏み出すことが重要です。
自動積立貯金。いかがですか?