投資

【ダイヤモンド投資】注目の実物資産

【ダイヤモンド投資】注目の実物資産
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

インフレが進んでいますね。もういやんなっちゃう。

インフレって現金の価値が下がることなんです。

お金で持っているより、値上がりするモノを買っちゃった方がマシだと思いませんか?

そんな中、面白い本を見つけました。




資産防衛のための ダイヤモンド投資

→Amazon.co.jp

→Amazon Kindle

宝石って女性は好きな人多いんですが、

何となく「うさんくさい」「よくわからない」という印象もあります。

値段はあってないようなモノ。

でも現物資産として魅力的。

先日、専門店で話を聞いてきました。

統一規格4C

ダイヤモンドは、鑑定機関でグレードがつけられています。

いくつかある中で、米国宝石協会(GIA)が全世界的に通用します。

日本では中央宝石研究所(CGL)が有名です。

場合によって、GIAとCGLの両方の鑑定を受けているダイヤもあります。

項目は次の4つ

Carat
Color
Clarity
Cut

頭文字をとって4Cです。

4Cによって値段が決まります。そういう意味では比較的透明度が高い。

なおGIAの鑑定書は文字だけなんですが、CGLは写真付きで満足度は高い。

投資用のダイヤに適切なのは?

指輪やネックレス付きのダイヤではなく、

ダイヤモンドルースと呼ばれる、裸石のダイヤがマスト。

そのほとんどがラウンドブリリアントカットを施されています。

また、GIA鑑定書付きが良いそうです。

さらに1カラット(ct)以上のモノを勧められました。

価格って0.5ct、0.75ct、1.0ctで階段的に上がります。

1ctは0.5ctの2倍以上の値段なんですよ。

でも小さいダイヤがダメというわけではなく、

宝飾品には使いやすいんです。日本人には小さなダイヤが似合う人が多い。

また高価な指輪・ネックレスをつけていると、気が気でなりません。

用途によって使い分けるのが良いようです。

お値段はどのくらいから?

GIA鑑定書付き、1ct以上の投資適格グレードでは100万円を越えてきます。

相場もオープンになっているところが、すごいです。

本では50万円以上と書かれていますが、カラット数が落ちるため、将来の値付けが心配なところ。

ある程度まとまった資金がないと、難しいです。

売却時の値段は?

お店では売却時の話はありませんでした。

でもネットで検索すると、ヒットします。

GIA鑑定書を元に概算額がすぐ出てきます。

買取価格は、購入金額の70%~80%程度でした。

確かにゴールドに比べると差が大きく、実物資産としてはどうなんだろう、と思っちゃいます。

でも、これから資産価値が爆上げする可能性がるんです。

ロシアが最大の原産国!

全世界の30%ものダイヤを生産しています。

そう、ウクライナ戦争で品薄になっているんです。

さらに円安が拍車をかけています。

お店の方でも次回入荷分からは、値段が上がるそうです。

チャートもありました。右肩上がりです。

どこで買っても良いの?

ダイヤモンドは、まだまだ専門店でも買値と売値に幅があります。

帰りに百貨店の宝飾品売り場を眺めていたら、

200万円の1カラットのダイヤネックレスがあって、

4Cを参考にネットで買い取り価格を調べたところ、50万円強!

つまりダイヤモンドの価値は25%しかありません。

でも、コレはまだ良い方なんです。

皆さんが知っているような超有名ブランドの指輪は、ダイヤの価値がさらに低い。

恐ろしい世界・・・。

やはり投資ダイヤを専門的にあつかっているところでの購入が、良いようです。

ダイヤモンド投資の利点

同じ実物資産の金と比べると分かりやすいです。

まず小さくても高額です。これはゴールドにはない特徴。

可能性は低いですが、災害などで急いで逃げなければいけないとき、ダイヤモンドなら荷物に入れても邪魔になりません。

戦争の多かったヨーロッパで重宝されたわけです。

金は重いんです!ゴールドバーや金貨を持ってみると、ずしっとした手応えでびっくりします。持って逃げるのは結構難しい。

次に、購入時にはマイナンバーが不要。ゴールドは200万円を越えると必要になります。

さらにクレカが使えます!金は現金のみ。

開業医には楽天プレミアムカードがお得
開業医には楽天プレミアムカードがお得こんにちは。山のクマです。 こちらのブログで書きましたが、ブラックカードは解約しました。 http://med-fp.com...

金は商品と金融資産という両面を持っていますが、ダイヤモンドは商品という側面が強いんです。

ダイヤモンド投資を勧めるか?

最初からはオススメしません。

なんと言っても価格がまだまだ不透明です。

売り買いのスプレッドも大きい。

一定以上の投資額が必要。

流動性は株やゴールドの方が上です。

じゃあなぜ取り上げたか?

一つ目は資産の分散として。

卵は一つのカゴに盛るな、と言われます。

二つ目は、まだ注目している人が少ないこと。

ダイヤモンドは高騰が始まったばかりです。

まとめ

ダイヤモンドの歴史には、植民地政策や南アフリカのアパルトヘイトが大きくかかわっています。

また、今でもデビアス社の影響力が大きい。

調べれば調べるほど奥深く、きれい事だけでは済まされない世界です。

清濁併せのむ度量が必要かな。

ゴールドも、注目度が低いうちに手を出したため、大きな利益になっています。

まだまだ注目度が低いダイヤモンド。

有事の今こそ、実物資産の一つとしておもしろいと思っています。

☆★☆ 山のクマおすすめ ☆★☆

煽りのタイトルですが、ゴールドの基礎知識がつまっています




通貨の凋落で金急騰がはじまる!
→Amazon.co.jp

→楽天ブックス