- ●この記事の要点まとめ|医師が投資のために節約で見直した日常品7選
- 【医師の資産形成】投資の種銭をどう貯める?高収入でも節約が必要な理由とは
- 地方勤務医が新車を買わなくなった理由|中古車で十分と気づいた節約術
- 医師の私服はユニクロでOK?ブランド志向から脱却した実体験とコスパ意識
- 高級時計を手放した医師の本音|機械式からチープカシオへ、そして再び楽しむまで
- 物欲を刺激する雑誌・SNSをやめたら節約が加速|医師の生活見直し術
- 水に年間いくら使ってる?ペットボトル飲料をやめた医師の節約効果とは
- スタバを卒業した医師の節約習慣|ドリップコーヒーで気づいた小さな浪費の大きな影響
- 医師が節約で投資資金を生み出す方法|生活の断捨離で資産形成を加速するには
●この記事の要点まとめ|医師が投資のために節約で見直した日常品7選
Q:医師が投資を始める前にまずすべきことは?
A:高収入であっても、まずは「投資の種銭=自己資金」を貯めることが最優先です。そのためには支出の見直し、特に“無意識の浪費”を止めることが効果的です。
Q:どんな支出を見直すと効果的?
A:以下のような日常の出費を見直すだけで、大きな節約が可能です。
- 新車ではなく中古車に切り替えた
- ブランド服からユニクロ中心に
- 高級時計を全て売却
- 雑誌やSNSを断捨離して物欲を減らす
- ペットボトル飲料をやめ、水を持参
- スタバのコーヒーを自宅ドリップに切り替え
Q:節約で得られる効果は?
A:出費を減らすことで投資に回せる資金が増え、生活自体もシンプルに。気持ちも軽くなり、結果として「資産形成の加速」に直結します。
【医師の資産形成】投資の種銭をどう貯める?高収入でも節約が必要な理由とは
「医師=裕福」というイメージは根強いですが、その裏で“投資の種銭”を捻出するには、やはり地道な節約がマストです。
かく言う私も、若い頃は“高収入・高支出”のテンプレ通りの生活をしていました。ブランド物、外食、最新ガジェット…振り返れば「よくあんなにお金が出ていったな」と呆れるばかりです。
そんな自分の金銭感覚が大きく変わったきっかけは、開業でした。設備・人件費・物件取得などで、気づけば2億円を超える借金。
さすがにこの金額を目の前にすると、価値観はガラッと変わります。
そこから私の“投資生活”はスタートしました。まずは「節約できるものを徹底的に見直す」こと。
今回は、そんな私が“節約を意識してから買わなくなったモノ”を紹介していきます。
医師として、忙しい日々を送りながらも将来に備えるためのリアルな話。投資を始めたい医師の方にとって、きっと参考になるはずです。
地方勤務医が新車を買わなくなった理由|中古車で十分と気づいた節約術
地方で診療していると、車はもはや“ライフライン”。とくに外勤や在宅医療が絡むと、車がないと話になりません。
ただし、ここで一度立ち止まって考えたいのが「新車である必要、本当にあるの?」ということ。
以前の私は、色やオプションにこだわりにこだわって、フル装備の新車を選んでいました。
でも冷静に考えると、運転中に車の色なんて自分じゃ見えないし、オプションもほとんど活用していないものばかり。
それに、新車はナンバープレートを付けた瞬間に20〜30万円、下手すればそれ以上の価値が吹き飛びます。もはや「贅沢税」とすら思えるこの減価。
今では、信頼できるディーラーから中古車を購入するようにしています。結果、何の支障もなく移動できており、見栄さえ捨てれば満足度はむしろ高い。
「投資のために削れる支出はどこか?」と考えたとき、車の“新車信仰”は真っ先に見直すべきポイントでした。
医師の私服はユニクロでOK?ブランド志向から脱却した実体験とコスパ意識
かつての私は、白衣の下に“それなりの服”を着ることにこだわっていました。デパートでブランドものを選び、診察終わりにそのまま外食や会食に行けるような格好が当たり前。
でもある時ふと気づいたんです——「この服、時間とともにどんどん価値が下がってないか?」と。
決定的だったのは、8万円で買った某ブランドのコート。思い切ってリサイクルショップに持ち込んだら、まさかの査定額「数百円」。
さすがに目が覚めました。「服って“資産”じゃないんだ」と。
そこから、ブランドに対する執着がスーッと消えていきました。
そしてたどり着いたのが、ユニクロ。品質・価格・デザインのバランスが絶妙で、今や私のワードローブはほぼユニクロで完結しています。
医師としての信用は服で決まるわけではありませんし、ユニクロで十分清潔感は出せます。
むしろ「服にかけていたお金」を投資に回すほうが、はるかに理にかなっていると気づいたんです。
高級時計を手放した医師の本音|機械式からチープカシオへ、そして再び楽しむまで
昔から機械式時計にロマンを感じていて、オフィチーネ・パネライやブライトリングなどを何本か所有していました。
医師の世界では時計がステータスとして語られることもありますが、実際のところ、購入時だけでなくメンテナンス費用も高額で、手間もコストもかかるアイテムです。
開業して2億円の借金を背負ったとき、「今の自分にこれは必要か?」と冷静に見直しました。
生活するうえで、時間を知るだけならクォーツ時計で十分。そこで、すべての機械式時計を売却。
少し寂しさもありましたが、身が軽くなる感覚もありました。
その後は、“チープカシオ”や“チープシチズン”のバンドを革に替えたりして、自分なりに遊びながら時計を楽しんでいました。
コストは数千円レベルなのに、意外と「いい時計ですね」と言われることも。
ちなみに、借金完済後には趣味としてまた機械式時計を再開しました。でも、以前ほど「時計=見栄」ではなく、「時計=嗜み」として付き合えるようになっています。
医師として、見栄にお金を使うより、自由のためにお金を使う。その感覚のシフトが、投資への第一歩でした。
物欲を刺激する雑誌・SNSをやめたら節約が加速|医師の生活見直し術
以前の私は、毎月欠かさずクルマやファッション系の雑誌を定期購読していました。
診療の合間や休憩時間にパラパラとめくるのが癒しの時間……だったのですが、あるとき気づいたんです。
「この雑誌、読み終わると欲しいものが増えてるな」と。
雑誌って“読み物”というより、“購買意欲の燃料”なんですよね。
広告やレビューを見て、「これ欲しい」「あれもカッコいい」と物欲がどんどん膨らんでいく。
これは節約の大敵です。
そこで、定期購読をスパッとやめてみたところ、驚くほど生活が静かになりました。
余計な情報に触れない日常が当たり前になって、物欲自体が減っていったんです。
今の時代でいうと、インスタグラムなどのSNSがまさに同じ構造。キラキラした生活や買い物投稿が、無意識に「自分も欲しい」と思わせてくる。
投資を目指すなら、節約だけでなく“情報ダイエット”も重要です。SNSに費やしている時間、それ自体が“浪費”なのかもしれません。
水に年間いくら使ってる?ペットボトル飲料をやめた医師の節約効果とは
かつては何の気なしにコンビニでペットボトルを買っていました。仕事終わりのドライブでコーヒー、外勤の途中でスポーツドリンク……気がつけば1日で3本、月で数千円レベルに。
でも、よく考えたらこれってかなり高い。「ただの水が500mLで150円を超える」って冷静に考えたら異常ですよね。
しかも、医師として健康に気を遣うなら、水道水+マイボトルのほうがコスパも衛生面も上。
それに気づいてからは、日常的な飲み物をすべて“持参スタイル”に切り替えました。
習慣になってしまえばまったく苦ではなく、逆に「買わないのが普通」に。
この小さな習慣が、年間で見れば大きな節約に。そしてその分、投資に回す余力が生まれます。
医師という職業は忙しいからこそ、「小さな無意識の出費」を見直すだけで、お金の流れが大きく変わるんです。
スタバを卒業した医師の節約習慣|ドリップコーヒーで気づいた小さな浪費の大きな影響
忙しい日々の中、ふらっと立ち寄るコーヒーショップ。以前の私は、スタバに限らずコンビニやカフェでコーヒーを買うのが日常でした。
「ちょっとしたリラックス」と思っていたのですが、気づけば月に数千円、年で数万円がコーヒー代に消えていたわけです。
でもある時、「これ、自分で淹れたらどうなるんだろう?」とドリップにチャレンジしてみたんです。
すると驚くほど美味しくて、しかも自分の好みに調整できる。気づけば今では、家でもクリニックでもドリップが習慣になりました。
一杯400円のコーヒーも、毎日のように積み重ねれば立派な出費。
「コーヒーはコーヒー。誰が淹れても、結局は“豆とお湯”だ」と割り切ったことで、楽しみながら節約できる趣味が一つ増えました。
投資のために我慢するのではなく、“楽しみながら削る”。これがストレスの少ない節約術です。
医師が節約で投資資金を生み出す方法|生活の断捨離で資産形成を加速するには
節約は、投資・資産形成の基本のきです。
「まず収入を増やすべき」と考える医師も多いですが、実は出費を見直すほうが即効性が高く、精神的にも安定するんですよね。
もちろん、生命保険の見直しや格安スマホへの切り替えも効果的ですが、意外とバカにならないのが、嗜好品や日用品といった“日々の当たり前の出費”。
今回ご紹介したように、自分の生活をじっくりと棚卸しし、「本当に必要なモノだけを残す」ことで、生活はどんどんシンプルになります。
しかも、その結果気分が軽くなり、行動力も増すという副産物付き。
忙しい医師にこそ、“生活のなたおろし”は一度やってみてほしい。
それが節約につながり、結果として「投資の種銭」を生み出すベースになるのです。
名著と言っても良いでしょう。”doodads”とロバート・キヨサキが指す「無駄なモノ」に目を向けることが、第一歩と学びました。



