「しばらく休載します」と書いたのですが、
記事にした方が良いかな、と思うコトがありました。
実は・・・どーしてもロレックスが欲しくなってしまって・・・。
「ロレックスは浪費!」と書いていたのですが、
とうとう手を出してしまいました(苦笑)。
ロレックス人気はすさまじく、医者でも買えません。
何度も店舗を訪れ、やっと購入できることが多く、ロレックスマラソンと呼ばれているようで・・・。
しかし今回、一発で希望のステンレスモデルを購入できました!
その経験を踏まえ、5つのコツをシェアします。
1.落ち着いた雰囲気を出す
2.転売屋らしくしない
3.だらしない格好で行かない
4.礼儀正しくふるまう
5.成功談はほどほどに
注意:ロレックス外部者の考察なので、正しいかどうか分かりません。参考程度にしてくださいね。
対策1:落ち着いた雰囲気を出す
今は完全なる売り手市場です。
相手の立場に立って考えるのが現実的。
ネットの情報を元に分析しました。
ロレックスは金持ちに売りたい
アメックスやダイナースの情報誌など、富裕層向けに広告を出していますしね。
問題は、世界の金持ちがターゲットになっていること!
実は、日本ロレックスの正規店価格は、世界基準より安いんです!
インバウンドで外国人がロレックスに目をつけても、不思議ではありません。
日本ロレックスは段階的に値上げし、世界基準へ近づけています。
値崩れを防ぐという、ブランディングとしては至極まっとうな対策。
店内の動画もポイント
ずーっとオーバーホールの動画が流れていました。
とても丈夫な時計であり、メンテナンスをすると30年以上使えます。
ロレックスは、大切に、長く使ってもらいたいと考えています。
実は金持ちでなくても良い
身元が堅い人物という印象を与えればOK。
そのため、落ち着いた声で、店員の目を見て、笑顔で会話しました。
支払い手段をキチンと確保するのも重要。
高額な支払いとなるので、限度額が充分なカードを持って行きました。
対策2:転売屋らしくしない
実勢価格が正規価格より高いため、転売するヒト(転売屋)がいます。
転売に対して、日本ロレックスは以下の対応をしています。
購入制限の同意書
「指定モデルはおひとり様一点限り、同一コレクションの購入はその後5年間不可」
「別コレクションであっても指定モデルに関してはその後一年購入不可」
説明を聞いたとき、ちょっと驚きました。
転売禁止の同意書
これもすごいですよね~。
転売品かどうかは、ブレスレット調整などで持ち込まれた時、シリアルナンバーで調べるそう。
未確認情報では、バックヤードに転売屋の写真が貼ってあるとか・・・。
「ロレックスは転売屋を歓迎しているのでは?」とのSNS情報もありますが、
ヒトも企業も、行動に本質が表れます。
日本ロレックスは、転売屋お断りです。
転売屋は排除される
何が「転売屋らしい」かは難しいですが、
腕時計が好きで、大切に使っている雰囲気を出しました。
転売屋は「ロレックス大好き」と言いながら「金づる」と見ているので、雰囲気に現れます。
また、転売屋の三種の神器と言われる、ハイブランドの上下、ど派手なスニーカー、アップルウォッチは避けました。
対策3:だらしない格好で行かない
ロレックスは目立つ時計だけに「誰が着けているか」が重要です。
着けているヒトの印象が、時計の印象に直結します(ハロー効果)。
過去の社会現象を振り返ってみます。
80年代~90年代のバブル経済
繁華街は活気にあふれ、札束が飛び交っていました。
特に派手だったのは不動産業界。土地を転売するだけで、巨額の利益を得ていました。
バブル紳士達が着けていたのが、コンビのロレックス。
しかも長いブレスサイズにして、手首にぶらぶらさせていました。
良い時計なのにだらしない印象を与え、彼らの素行はひんしゅくを買い、ロレックスも「ダサい」時計に墜ちてしまいました。
この時代を、本社は苦い経験としているように思います。
キムタクの月9ドラマ
1997年に放映された「ラブジェネレーション」。
木村拓哉さんが着けていたエクスプローラーは、大ブームとなりました。
若者のロレックスイメージが一気に改善し、今のすさまじい人気につながっています。
今回びっくりしたんですが・・・
店内にいたら突然、
上下がだぼだぼのジャージ、サンダル履き、無精ヒゲの男が背中を丸めて入ってきて、突然
「エクワン(エクスプローラー1)ある?」
店員はバックヤードに行きましたが、案の定「在庫はございません」。
あの格好、態度では買えないでしょうね。
売るべきヒトは選別されている
ヒトは見た目で印象の9割が決まります。
今回は上下ユニクロで、上はセーター、下はチノパンでした。
高級ブランドではなく、清潔感のある、こぎれいな服でOK。
対策4:礼儀正しくふるまう
様々な裏話が、ネットに流れています。
「転売ヤーさんありがとう」とか「店長が転売している」とか・・・。
本当かどうかは分かりませんが、大きな組織ですから、あっても不思議ではない。
でも大多数の店員は、まじめに仕事しています。
変な裏話が出て、迷惑していると思います。
SNSを鵜呑みにした横柄な客も来るようで、ストレスでしょう。
店員も人間である
彼ら・彼女らのコトを考えると、立ち振る舞いは決まってきます。
信頼関係を築くため、丁寧なコミュニケーションを心がけました。
医者であっても、横柄な人は買えないでしょう。
対策5:成功談はほどほどに
多くのランナーが、マラソンの様子をSNSに上げています。
正直な所、とても参考になりました。
しかし、詳しい成功談が、ランナーから店員へのクレームに発展していると思います。
「あの日オレも来たのに、何で売らないんだ!」
店員は迷惑です。ランナーに売らなくなるのでは?
SNSがロレックスマラソンを生んでいる、原因の一つだと思います。
SNSは自分たちの首を絞めているかも
そのため、今回は詳細な体験談は書きません。
まとめ
対策をまとめます。
1.落ち着いた雰囲気を出す
2.転売屋らしくしない
3.だらしない格好で行かない
4.礼儀正しくふるまう
5.成功談はほどほどに
ただ、今となっては「単にラッキーだっただけ」とも思います。
時計一つ買うのにも、大変な時代になりました・・・。
でも、金利上昇・インフレで、宝飾品への需要は減って来て、
しばらくすると、状況は落ち着くと思います。
実際、実勢価格は下がっています。
これからがチャンス。