ドケチの後輩がブルガリの時計を買った！
基幹病院にいたときの話だ。もう10年以上も前。
こういうときには、女の影がちらつく。
そう、婚約した。彼女とのペア時計とか。
パートナーが出来るとこんなにも変わるのか・・・。
祝福しながらも、イヤな予感がした。
「ピラニア組」ではないのか・・・。
高収入男性を追いかける女性。
臆病で集団を好み、お金の匂いにだけ敏感。
依存気質、お金だけを奪うタイプ。
この本に書かれていた。
１年で億り人になる
→Amazon.co.jp
造語だが、言えて妙。餌食となったが最後、だ。
若い男性医師には、様々な女性達が酔ってくる、いや寄ってくる。
ほとんどが、素敵な人びとだ。しかし、
ごく一部、金目当ての女がいる。
容姿端麗、抜群のファッションセンス、上品な身のこなし、男を立てる態度・・・。
騙されてはいけない。舞い上がったオトコはピラニアの餌食だ。
後輩は異動となり、結婚生活の行方は見届けることが出来なかった。
金目当ての女と結婚すると、どうなるか？
万人受けではない。
若い男性医師に向けて書いた。
結婚後に待ち構える受難
医者は高支出。節約しないと貧乏人のまま。
「ピラニア組」と結婚すると、
浪費に拍車がかかる。
高支出による疲弊
ピラニア女は、夫が稼いで当然と考える。
「生活費は当然シッカリ入れてね！」って、
これだけ渡しても足りないのか？
夫はヒーヒー言いながら働く。
バイトは当然のごとく掛け持ちだ。
独身時代はラルフローレンだったが、結婚後はユニクロ。
誤解のないように言っておく。ユニクロは最高だ。
しかし妻はシャネル、子供はミキハウス。
ダンナのユニクロ、すり切れているぞ・・・。
浪費母の薫陶を受け、子供も濫費が身につく。
ああ、夫の運命や如何に。
仕事への悪影響
バイトは時間の切り売りだ。
２つ、３つ、と増えれば、疲れがたまる。
メインの仕事も集中力がなくなり、ヒヤリハット。
技術向上も望めない。
そのうち「転職」の二文字がアタマをよぎる。
どこか年収の良い、ラクな病院ないかな・・・。
老後の心配
好条件先に転職しても、
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する。
累進課税も重なり、金は残らない。
仕事は忙しく、お受験も重なり、投資どころではない。
子供が卒業する頃には、残高が寂しくなっている。
気付くと、もうアラ還だ。退職は目の前。
ピラニア妻はそれでも、どこからか金が湧いてくると思い込んでいる。
老後はどうするんだよ・・・。
金銭目的の女性を見極める
恋は盲目だ。特にオトコは。
女性は冷静だ。
1位：価値観
2位：人柄
3位：経済力
なーんだ、お金は3位じゃん。
甘い。ドリアンのように甘い。食べたことはないが。
「価値観と人柄は良いが低収入」の男と結婚するのは、
もはや絶滅危惧種。
そりゃそうだ。女性は出産後、働けない時期がある。
育休後も、元のポジションがなくなるなど、様々な困難が待っている。
結婚相手に収入を求めるのは「当然」なのだ。
反対に、オトコもシビアに女性を見なければならない。
お金目当ての女性を見極めるポイントはあるのか？
おねだりさん
医者は金持ち。と思われている。
やたら高いモノをねだる時は、要注意だ。
ミシュラン星のレストラン、ブランドバッグ、高級リゾート・・・。
デート中は財布のひもが緩む。しかし一生続けられるのか？
たかる女性でないか？見極めが大事だ。
いくら使ったか分からない
「え、自分の生活費？よくわかんない」
出費が分からないヒト。実は多い。
気がつくと、月末はいつもぎりぎり。
さらにやっかいなことに、現金がなくともクレカで買えてしまう。
使いっぱなしで、振り返らない。
ストレス発散の爆買いも忘れている。
夫が充分な生活費を渡しても、
月末には全て消える。
貯蓄は出来ない。
使途不明金女ではないか？見極めが大事だ。
勉強しない
金目当ての女は、使うことしか考えない。
使うことは考えなくとも出来る。
資産形成は勉強が必須。
学ばない者は富裕層には皆無。
また勉強しても、行動の移さないと金は貯まらない。
知識は使ってこそ、生きてくる。
学ぶ女性か？見極めが大事だ。
男の年収で品定め
恋バナは女性の大好物。
デートの時も、友達の彼氏に言及することもあるだろう。
「○○って、すごいのよ、彼氏は高収入で・・・」
「○○はイイな～、彼氏から△△のバッグを買ってもらったのよ・・・」
頭の中で警報を鳴らせ。
「男の価値は年収で決まる」と心の底で思っている。
夫をATM化する前兆だ。
男にプライスタグを貼る女性か？見極めが大事だ。
高級品志向
ブランド好きの女性は多い。
シャネル、ブルガリ、フェンディ、フェラガモ、ティファニー・・・。
確かにモノは良い。
でも、彼女の収入で買って大丈夫なのか？
それでも、結婚前はまだ良い。自分の稼ぎで買っているから。
結婚すると「ワタシの金はワタシのモノ、夫の金もワタシのモノ・・・」
ダンナの諭吉さんが高級品に化ける。
いずれは私立お受験、億ションだ。
金は貯まらない。
ハイソ気取りの女性か？見極めが大事だ。
借金問題
クレカは便利。
しかし「クレカは借金」と知る人は僅かだ。
現代はローンのハードルが低い。
リボ払いを繰り返すなら、それは借金に対する無知だ。
いずれ金利が生活を圧迫する。
ただ、良い借り入れもある。不動産投資に融資はつきものだ。
負債への知識があるか？見極めが大事だ。
聞きにくい話題だが、確認が必要。
金銭援助を要求
本人より、親が問題だったりする。
下手をすれば美人局だ。
結婚は相手家族との付き合いも生まれる。
吸血鬼女か？見極めが大事だ。
良い経済観念の女性を見極める
結婚は人生を決める。
愛は土台、経済観念は柱。
立派な家を建てるには、
「反ピラニア組」を探す。
自立した女性
ねだらない、金銭援助を要求しない。
職業を持つ妻は、金銭的自立の意識が高くなる。
もちろん子育てなど、夫の収入だけで暮らす時期はあるし、専業主婦を選択するカップルもいる。
その場合も、夫のサイフに過度に依存しないマインドが、
良好な家計のマストアイテムだ。
節約する女性
質素な生活様式は吉。
セレブを気取る必要なし。医者は節約だけで富裕層になれる。
家計支出を把握し、お金の勉強をする。
ローンの知識も大事だ。
堅実な貯蓄は家計を安定させる。
お金より大事なモノを心得ている女性
金持ちの間では、お金で問題の8割～9割は解決出来る。と言われている。
でも、100%と回答する富裕層には、会ったことがない。
お金は生きる上で大事だ。
しかし、お金は人が生きる意義を教えてくれない。
お金で買えないモノもある。
これを知っている女性は、貴重だ。
お金に罪悪感がない女性
お金の話をしないヒトが、なんと多いコトか。
お金の話を振ると、イヤな顔をする。
「お金は悪」と思い込んでいる節がある。
マネーは天使でも悪魔でもない。単なる道具だ。
また、不誠実な人も、正直に話さない。
こちらは危険な徴候。
家族にはマネープランが必要だ。
お金の話が出来ないと、計画できない。
結果、家計崩壊となる。
正直にお金の話を出来るかどうか。
とても重要だ。
価値ある支出をする女性
倹約は大事だが、金をかけるべき項目もある。
健康、教育、経験。
人間を作る三要素だ。ケチってはいけない。
「節約」の名目でこれらを削る人は、自らを削っている。
高価すぎるモノを選ぶ必要はない。適切な支出が吉。
お金はあくまでツールだ。
まとめ
結婚前は、彼女の金銭感覚は気にならないものだ。
何かあれば自分が稼げる。
ほとんどの男性医師は思っている。
しかし、現実は甘くない。
家計は結婚の屋台骨だ。不安定なら「我が家」は崩壊する。
彼女に舞い上がるのも良いが、経済感覚を見極めるのも重要。
良い女性とめぐり合えば、結婚は最高の幸せとなる。
風の噂では、冒頭の後輩は幸せな結婚生活を送っている。
いろいろ揉めたらしいが・・・。
