こんにちは、山のクマです。
先日オンラインサロンで、本を紹介し合うという企画をやっていました。大変盛り上がり、自分もいくつか買って読んでいます。
他の人からのおすすめの本を読むことで、今までとは違う視点を持てるようになります。これは頭を柔らかくすることに繋がり、投資、クリニック経営に役立ちます。
今回はおすすめの本を5冊、紹介します。
世界の多様性 家族構造と近代性
予言者としても有名な、エマニュエル・トッドの処女作といっても良い本です。
各国の政治体制、宗教などを、家族形態の視点で読み解いています。読んでいて、目から鱗でした。
その後、「移民の運命」も同じ方法論で書いています。こちらの本でドイツにおける移民の状況を読むと、同じような家族形態である日本でも、同様のことが起こっていると腑に落ちました。
移民の運命 〔同化か隔離か〕→Amazon.co.jp
具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ
具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ→Amazon.co.jp
サロンではかなり反応があった本です。
なぜスタッフに意図が伝わらないか、この本を読んで腑に落ちました。医者は抽象的に考える事になれていますが、一般人には慣れていない人が多いため、伝わらないのです。
著者の細谷功さんは、コンサルタントをしている方です。具体的に抽象化能力を鍛える指導も行っています。
こちらの本も続けて読むと、地頭力を鍛える方法論が書いてあるので、良いでしょう。
地頭力を鍛える→Amazon.co.jp
誰もが嘘をついている~ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい本性
副題に「ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい本性」とあるように、Googleのビックデータを用いて、2016年大統領選挙でドナルド・トランプ氏の当選を当てたヒトです。
面と向かっては言えなくても、検索エンジンに対しては本音を入力します。なぜなら、答えがわかるから。
著者はGoogleのビックデータを使って、さまざまな人間の本性を暴いていきます。
我々は何気なくググっていますが、その向こう側にいるヒトを知るのも、大切です。読んでいて、少しこわくなりました。
知ってはいけない現代史の正体
いわゆる「陰謀論」です。ただ、現代史に陰謀論的な視点を持つことで、別の景色が見えてきます。
トランプ大統領が「ディープ・ステート」と演説で述べたことにより、公に広まることとなりました。
思考実験としていかがでしょう。
伝え方の魔術 集める・見抜く・表現する
伝え方の魔術 集める・見抜く・表現する→Amazon.co.jp
著者は国際情勢を発信しているYouTuberです。現代は様々なフェイクニュースにあふれています。Welq問題は、その一つです。
この本では、どのようにして信用に足る情報を集めるか、それをどのようにプレゼンテーションするか。この2つについて解説しています。
学会発表や院内勉強会など、使える知識がいっぱいです。
まとめ
以上5冊、紹介しました。投資関係の本も、別の機会に紹介します。